リハステーション

スタッフブログ

こんにちは。

こんにちは。リハステーション北41条の小島です。
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私たちは日常生活の中で、
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・「人と話しながら歩く」=歩く+話す+(周りを見る)
・「ものを持って歩く」=歩く+ものを持つ+(周りを見る)
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といった複数の課題を同時に行っていることが多く、2つ以上の課題を行うことを「デュアルタスク」といいます。
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デュアルタスクの遂行能力は年齢とともに低下し、転倒理由の一因になります。
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デュアルタスクを行うには、ワーキングメモリの容量が必要となってきます。
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ワーキングメモリとは、様々な行動場面での情報処理の一時的な保持を行うものです。
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この容量が少なくなるか1つのことに費やす量が増えると、同時に処理できる情報が減り、デュアルタスクの遂行が難しくなってしまいます。
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ですので、デュアルタスク課題を行ってワーキングメモリの容量を保つことも転倒予防では大切になります。
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そこで、A様が行っているデュアルタスクトレーニングを紹介します。
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A様が行っているのは、「自転車をこぎながら本を読む」ことです。この課題は、
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・本を読む+自転車を漕ぐ+(漕ぐリズムを保つ)
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ことが必要となります。
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以前はスタッフが運動の呼びかけをしていたのですが、これを取り入れてからは自ら運動に取り組まれるようになり、実施時間もどんどん長くなっています!
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効果が出るのはまだ先になりますが、A様と共に取り組んで参ります。
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